セレック | セレック・インプラント・矯正歯科・ホワイトニングさっぽろデンタルオフィスパートナーズ

セレック治療の流れ

1. 事前審査・準備

事前に色や形、むし歯の大きさやかみ合わせについて診査します。
必要に応じて、麻酔をすることがあります。
なお、むし歯が重度の場合や審美的要求が強い症例、４本以上の複数歯におよぶ場合は、即日での完成が困難な場合がございます。
2. 光学スキャン（カメラで型取り）

むし歯を取り除き、歯の形を整えたら、3D光学カメラを使用して、歯の周りを撮影（スキャン）します。
なんと数秒の作業だけで、患部の歯列がモニター上に再現されます。
重度なむし歯の場合を除いて従来の粘土のような型取りは不要で、苦しさは全くないうえに、従来の方法よりも正確であるというデータが多く報告されています。
3. セラミック修復物を設計（デザイニング）

コンピュータ上で、セラミックの歯の形や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から確認しながら行えることで、より理想的な形態に近づけていきます。
従来は石こう模型を作製し、１週間ほどかかる工程が、院内にて完結できることにより、わずか数分で設計できてしまいます。
4. セラミック修復物の作製

設計が完了したら、待合室に置いてあるミリングマシン（Inlab MCX）が、精密にセラミックブロックを削り出し、修復物を製作していきます。
大きさによりますが、５〜１５分程度で完了します。
その後、歯科医師が磨きあげて、必要に応じて、色付けや熱処理をして、完成させます。

※音楽が流れます。
5. セラミックの接着・調整（セット）

完成したら、歯科医師がお口の中で微調整し、特殊接着技術で歯に装着します。
専用接着材にも色の種類があり、歯の色調と合わせながら選ぶことができます。

セレック治療5つの特徴

正確な型どり＆高い接着技術

セレックシステムでは高性能カメラによるスキャンによって、従来法よりも正確にお口の環境を読み取り、精密なセラミック修復物を作製します。
また、セレックによって作製された修復物は、高い接着技術により装着することで、菌の侵入を防ぎ、歯を長期間健康な状態に保ってくれます。欧州の臨床研究によると15年後の残存率は、従来の治療では約68％なのに対し、セレック治療は約94％と、高い成功率を誇ります。

変色や劣化せず、かみ合う歯に優しい

セレックで使用するセラミックは、圧縮されたブロック状のため通常のセラミック素材よりも耐久性があり、変色にも強く、長期にわたりその品質を維持します。
完成した修復物は、天然歯に似通った硬さをもち、自分の歯を傷めにくいという特徴があります。

アレルギーの心配がない

従来の銀歯は、イオン化して体内に蓄積し、金属アレルギーを引き起こす危険性があることが指摘されています。欧州では、使用を禁止されている国があるほどです。
セラミック修復は、人体に有害な金属を一切使わず、からだに優しい素材といえます。

歯と神経を守る即日修復

従来の治療では、型どりして１週間ほどの製作期間を頂くため、仮歯・仮ふたの状態で過ごすうちに、唾液や飲食物により削った歯面が汚染されることがありました。
セレック治療では削ったその日に白い歯が入るので、歯面が汚染されず、治療が長持ちすることで歯と歯の神経が守られます。
それにより、術後にしみたりすることが少なく、快適に食事を楽しむことができます。

白くてきれいな歯

セレックで作られたセラミック修復物は、自分の歯のように白く美しく、審美的な満足を得られます。歯の美しさは、あなたの印象そのものを左右します。セレック治療で輝く笑顔を取り戻すサポートをさせていただきます。
高い品質（クオリティ）と美しさを兼ね備えたセレック治療をあなたに。

セレック治療の
ニガテなこともあります

セレックは、数種類のブロックから自分の歯に近い色味を選んで作製するため、ご自分の歯の色調を完璧に再現することは難しくなります。高い品質（クオリティ）に加えて、ご自分の歯と区別のつかない審美性（リアリティ）を求める場合は、セラミック専門技工士が作製するオーダーセラミッククラウンをお勧めいたします。

歯の欠損がある場合、セレックで対応できるのは、前歯もしくは小臼歯までのブリッジに限られます。大臼歯の欠損、複数歯の欠損の場合は、フルジルコニアなどの強度の高いセラミック治療で対応させていただきます。

修復物の品質保証について

さっぽろデンタルオフィスパートナーズでは、セラミック修復物に対して、５年間の品質保証を設定しております。
すなわち、装着より５年の間に、修復物がかけたり割れたりした場合は、無償で再製作させていただきます。
なお、保証継続の唯一の条件は、３～４か月に一度の定期検診を受けていることとなりますので、予めご了承ください。
定期検診についてはこちらをご覧ください。