一般歯科 | セレック・インプラント・矯正歯科・ホワイトニングさっぽろデンタルオフィスパートナーズ

一般歯科について

一般歯科とは、歯が痛いなどの理由で通院した際に受ける歯科治療(むし歯や歯周病治療など)や、入れ歯製作などのことをいいます。
基本的に保険が適用になる治療が多いため、保険診療のことを一般歯科と捉える人もいます。
歯が健康な方の定期検診やメンテナンスなども一般歯科に該当します。

むし歯の進行状況は、一般的に「C0」~「C4」という段階に分かれています。
「C」は「カリエス(=虫歯)」の頭文字です。
むし歯の治療方法は多様で、むし歯の状態に合わせて治療していきます。

歯の表面のカルシウムなどが溶けだし、少しずつ歯が溶け始めている状態です。
この段階では見た目にほとんど変化がありません。
フッ素を処方するなどして適切に対処すれば、歯を再石灰化させることができます。

エナメル質が細菌におかされ小さな黒い穴があきます。
この段階では痛みはまだありません。
むし歯を削り、詰め物をするなどの対処をします。

細菌が象牙質にまで到達し、穴が空いて黒っぽくなり、見ためにもわかるようになってきます。
冷たいものや食べ物がしみる状態になってきます。
範囲が広い場合は、むし歯を削り、型をとって詰め物を作り、装着する必要がある場合もあります。

むし歯が進行し、神経にまで到達してしまった状態です。
炎症が起こり、激しい痛みが出たり、歯茎が腫れたりすることがあります。
麻酔も効きづらくなり、歯の根管治療が必要になります。

むし歯が侵食して穴が広がり、歯がほとんどなくなり、歯根だけが残ります。
神経が死んで膿みが出ることで口臭がきつくなります。
歯根やその周囲にまで炎症が起こり、歯ぐきの中の骨が溶けて、さらに痛みが強くなります。

詰め物・被せ物には、保険適用と保険適用外（自費）の素材があります。
保険適用の素材は、保険が適用になるため費用を低く抑えられる。
保険適用外（自費）の素材は、高額だが審美性・耐久性が高い。
などの特色があります。
一般的に使用されることの多い被せ物・詰め物の一例をご紹介します。

銀歯

以前は、むし歯と言えば銀歯による治療が一般的でした。銀歯は、強度が高く、保険適用のため費用の負担を低く抑えられます。
しかし、歯と銀歯の間に隙間ができやすいため、むし歯が再発するリスクが高く、金属アレルギーの心配があるなどのデメリットがあります。
コンポジットレジン

初期むし歯の治療に用いられることの多い、白いプラスチック素材の詰め物です。
色が白いため目立たない、金属を使用していない、保険適用の場合は費用が安いなどのメリットがあります。
しかし、時間の経過変色する、強度があまり高くない、大きなむし歯には適応しづらいなどのデメリットもあります。
セラミック

セラミックは見た目が美しく、変色もほとんどなく、汚れやプラークが付きにくい素材です。
歯によく密着するため、歯と歯の間に隙間ができにくく、むし歯の再発リスクを低くできます。
しかし金属に比べると強度が低く、保険適用外（自費）となるため高額になるというデメリットがあります。セラミックには複数の種類があり、症状に応じた素材を使用して治療していきます。