こんにちは!札幌市中央区の歯科医院 さっぽろデンタルオフィスパートナーズ 院長の和田です。
札幌では朝晩の冷え込みが厳しくなり、いよいよ冬の訪れを感じる季節になりました。
インフルエンザが流行する時期でもあるので、体調に気をつけていきましょう。
今回は、2026年11月の診療日をご案内するとともに、当院が力を入れているインプラント治療の一つ、「抜歯即時インプラント治療」についてご紹介します。
■ 2026年11月の診療日のご案内

11月の診療日についてお知らせいたします。
当院は通常どおり、水曜日・日曜日・祝日を休診日とし、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日に診療を行っております。
【診療時間】
- 月曜日・木曜日:9:00〜13:00/14:30〜18:30
- 火曜日・金曜日:9:00〜13:00/14:30〜18:00
- 土曜日:9:00〜12:00/13:00〜16:00
【休診日】
水曜日・日曜日・祝日
※詳しい診療日については、掲載のカレンダーをご確認ください。
年末に向けて忙しくなる前に、お口のメンテナンスや気になる症状のチェックをしておきましょう!
■ 抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時インプラント」とは?
治療前

治療中

治療後

費用:480,000円
治療期間:3か月
治療に関わる副作用・リスク:インプラントが骨に結合しないことがあります。外科的な侵襲により、出血や疼痛がある場合があります。
インプラント治療と聞くと、「歯を抜いてから、骨が回復するまで数か月待ち、その後インプラントを埋め込む」という流れをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
一般的なインプラント治療では、抜歯後の傷口や骨の治癒を待ってからインプラントを埋入する方法が広く行われています。
一方、今回ご紹介する「抜歯即時インプラント治療」は、その名のとおり、歯を抜いたその日にインプラントを埋入する治療方法です。
つまり、抜歯とインプラント埋入を同じ日に行うことで、外科手術を単回で済ませ、治療工程を効率化できる可能性があります。
もちろん、すべての患者さんに適応できるわけではありませんが、条件が整えば、患者さんの身体的・時間的な負担を軽減できる魅力的な治療方法です。
実際の症例はこちら→前歯が折れてしまった方へ|歯を削らずに自然な見た目を取り戻したインプラント治療【審美歯科治療/インプラント治療】 | セレック・インプラント さっぽろデンタルオフィスパートナーズ
■ 抜歯即時インプラント治療の3つのメリット
① 治療期間の短縮が期待できる
通常のインプラント治療では、抜歯後の治癒を数か月待ってからインプラントを埋入するため、治療期間が長くなることがあります。
抜歯即時インプラントでは、抜歯とインプラント埋入を同時に行うため、治療工程を短縮できる可能性があります。
特に、お仕事や家事、育児などで忙しく、何度も通院することが難しい方にとっては、大きなメリットになるでしょう。
② 歯ぐきや骨の形態を維持しやすい
歯を抜いた後は、時間の経過とともに歯を支えていた骨が吸収し、歯ぐきの形も変化していきます。
特に前歯など、見た目が重要な部位では、抜歯後の歯ぐきや骨の変化が最終的な仕上がりに影響することがあります。
抜歯後、歯を支えていた骨はどのくらい失われるのでしょうか?
実は、歯を抜いた後には、歯を支えていた周囲の骨が自然に吸収され、歯槽堤の幅や高さが変化していきます。
この変化について、Tanらは2012年に発表したシステマティックレビューにおいて、ヒトの抜歯後に生じる硬組織・軟組織の変化を検証しています。
その報告によると、抜歯後6か月で歯槽堤の幅は平均約3.79mm減少し、頬側の骨の高さも平均約1.24mm減少していました。
また、水平的な骨の吸収は抜歯後3か月の時点ですでに約32%に達しており、抜歯後早期から骨の形態が大きく変化することが示されています。
つまり、抜歯は単に歯を失うだけではなく、その後のインプラント治療や歯肉の審美性にも影響する、周囲組織の変化が始まるタイミングでもあるのです。
参考文献
Tan WL, et al. A systematic review of post-extractional alveolar hard and soft tissue dimensional changes in humans. Clin Oral Implants Res. 2012;23 Suppl 5:1–21.
抜歯即時インプラントでは、抜歯直後の骨や周囲組織の状態を維持しながらインプラントを埋入できるため、適切な処置を組み合わせることで、歯ぐきの形態や審美性を維持できる可能性があります。
③ 仮歯によって見た目を確保できる場合がある
特に前歯のインプラント治療では、「治療中に歯がない状態になるのでは?」と心配される方も少なくありません。
抜歯即時インプラントでは、骨の状態やインプラントの初期固定など、一定の条件を満たす場合に、仮歯を装着できることがあります。
これにより、治療期間中の見た目にも配慮した治療計画を立てることができます。
ただし、仮歯を装着できるかどうか、また装着後にどの程度まで噛めるかは、個々の状態によって異なります。
実際に、他院で抜歯後にインプラント治療を希望されて来院される患者さんもいらっしゃいます。
歯を抜くことが決まった段階で、将来的にインプラント治療を検討されている場合は、ぜひ抜歯前に一度ご相談ください。
抜歯前から診断・計画を立てることで、抜歯と同時にインプラントを埋入する方法や、抜歯後の骨をできるだけ維持するための処置など、治療の選択肢を検討しやすくなります。
先日も、他院で歯を抜いたがインプラント治療を受けたいから転院して来られた患者さまがおられましたが、抜歯する前にご連絡いただけるとなおよかったのに…、と感じることもありました(@_@)
■ 抜歯即時インプラントは、誰でも受けられる治療ではありません
ここで大切なのは、抜歯即時インプラントは、単純に歯を抜いてすぐインプラントを入れればよいという治療ではないことです。
安全で長期的に安定した治療結果を目指すためには、事前の精密な診断が欠かせません。
例えば、以下のような点を確認する必要があります。
- インプラントを支える骨の量や質
- 歯の周囲にある骨の状態
- 歯ぐきの厚みや形態
- 炎症や感染の有無、程度
- インプラントをしっかり固定できるかどうか
- 噛み合わせや周囲の歯とのバランス
当院では、CTなどによる精密な検査を行い、骨の状態や神経・血管の位置、周囲組織との関係を確認したうえで治療計画を立案します。
また、抜歯即時埋入が適さないと判断した場合には、抜歯後の治癒を待ってからインプラントを埋入する方法など、別の治療選択肢をご提案します。
私たちが大切にしているのは、治療期間を短くすることだけではありません。
長く安心して使えること。そして、自然で美しい仕上がりを実現すること。
この両方を大切にしています。
■ 美しいインプラント治療には、噛み合わせも重要です
インプラント治療というと、人工歯根を骨に埋め込むことに注目されがちですが、実はそれだけではありません。
インプラントを長く快適に使っていただくためには、最終的な歯の形や歯ぐきとの調和だけでなく、噛み合わせのバランスも非常に重要です。
特定の歯に過度な力が集中してしまうと、インプラントや周囲の組織に負担がかかる可能性があります。
そのため当院では、単に失った歯を補うだけではなく、お口全体の噛み合わせや将来的な変化も考慮した治療を心がけています。
また、インプラントを長持ちさせるためには、治療後のメンテナンスも欠かせません。
インプラント周囲炎などのトラブルを予防するためにも、定期的な検診と専門的なクリーニングを継続していきましょう。
■ 札幌でインプラント治療をご検討中の方へ
「できるだけ治療期間を短くしたい」
「前歯を失ってしまったが、見た目も大切にしたい」
「抜歯と同時にインプラントを入れることはできる?」
「インプラント治療が自分に適しているのか知りたい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、患者さん一人ひとりのお口の状態やご希望を丁寧に確認し、複数の治療方法のメリット・デメリットをご説明したうえで、最適な治療計画をご提案しています。
私たちのコンセプトは、「歯を治すだけでなく、守る歯科医院」です。
今ある歯をできるだけ大切にしながら、失ってしまった歯に対しても、将来を見据えた治療を提供することを目指しています。
札幌市中央区でインプラント治療をご検討中の方は、さっぽろデンタルオフィスパートナーズまでお気軽にご相談ください。
皆さまのご来院をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
さっぽろデンタルオフィスパートナーズ
札幌市中央区の歯科医院
「歯を治すだけでなく、守る歯科医院」


